ROLEXエクスプローラⅡ品番16570 オーバーホール事例
キャリバー3185
品番16570
今回の事例はエクスプローラⅡです。
根強い人気のシルバーに黒の文字盤のモデルです。
外観はとても美しく丁寧に使用されていますが、
内部はゼンマイが切れていて、完全に止まっていました。
診断の結果、摩耗により二番車を交換の必要もありました。
赤い色が見える部品はタイムゾーン切り替えモジュールです。
は短針を早送りする部品です。
赤い部分にはルビーが使われています。
油がさせないほど、金属部分と一体型になっていますので、
文字盤同様、洗浄はできません。
ご利用誠にありがとうございました。
修理料金:64,584円(税込)
修理期間:約4週間
交換部品:2番車 21,600円(税込)
オーバーホール 基本料金42,984円(税込)
ロレックス デイトジャスト オーバーホール
キャリバー3135品番16200
今回の事例はネイビーの文字盤にシルバーのインデックスが
スタイリッシュなモデルです。
メンテナンスとしてオーバーホールを希望とのことでした。
分解にも時計に応じた技術が必要とされます。
テンプを外した後は、ゼンマイの巻をゆるめ、歯車に予期しない力がかかって破損するのを防ぎます。
今回は診断の結果部品交換はございませんでした。
ご利用誠にありがとうございました。
オーバーホール 基本料金42,984円(税込)
ロレックスデイトジャスト リファレンス1601 OH事例
今回の修理事例は ロレックスデイトジャスト
キャリバー1570 リファレンス1601
ルビーはとても小さく、先端が針のような工具を使って浮かせて外します。
それでも外れない場合は、ロディコ等を使います。
出車は、専用の出車抜きという工具を使います。
古い時計は比較的部品が多く使われています。
その分、分解や組み立てに手間がかかります。
このモデル以降は技術が向上するに従い、
シンプルな構造になっているようです。
歯車を取る前に、二番車につながって固定しているツツカナを
専用工具で外します。
輪列(歯車)受けを外します。
1番がゼンマイが入っている香箱、針につながるツツカナに通じる
2番車、3番車、4番車、ガンギ車をまとめて固定しています。
今回は特に部品の交換はございませんでした。
ご利用誠にありがとうございました。
オーバーホール 基本料金42,984円(税込)
ロレックス メンズエクスプローラⅡ品番16570 オーバーホール事例
今回の修理事例はロレックス メンズエクスプローラⅡのオーバーホールです。
品番16570 キャリバー3186
黒い文字盤がスタイリッシュで不動の人気を誇るモデルです。
ベルトには異常は見られませんでした。
スタンダードなメンテナンスをご希望で、
見積もりの時点では交換が必要な部品も見られませんでした。
年式的にも初のオーバーホールのようです。
あまり使用される機会がなく、部品に損傷がみられなくても
内部の各部品をスムーズに動かすオイルは年程度で劣化します。
それが原因で部品の破損につながる場合があり、
部品交換が必要になると、修理費用も高額になります。
外見は変わらなくても、内部の留め具の数が違ったりした場合、
型番が変更される場合があります。
今回は短針を動かす構造に複雑な変更があったようです。
初めて分解するモデルの場合、職人の作業も手探りとなり
丁寧に確認しながら分解し、組み立てなおす時にスムーズに作業できるよう、
心がけます。
弊社のオーバーホールには基本的な研磨も含まれます。
ご利用誠にありがとうございました。
オーバーホール 42,984円(税込)
ROLEXデイトジャストキャリバー3186 組み立て
今回は組み立て作業の内容をご紹介します。
ロレックス デイトジャストメンズ 組み立て行程
キャリバー3186
テンプのショックバネが新しい、比較的最近のモデルです。
その為、交換部品も必要ありませんでした。
今回は組み立て作業の内容をご紹介します。
お預かりした時計はまず専門の時計修理師が分解し、
修理内容を確認して、お見積りを提示します。
その後洗浄、修理不可な部品は交換品を用意し、
すべての部品をそろえてから組み立て作業に入ります。
したがって、部品がなかなか揃わない場合はお待たせしたり、
誠に心苦しいのですがお断りする場合もございます。
まずは心臓部のテンプを取り付ける部品を固定します。
テンプは破損防止のため、土台に取り付けた状態で洗浄します。
古くなって粘りの出てきた時計内部の潤滑油は
洗浄の時点で完全に取り除いております。
各部品に応じた種類の違う油を千枚通しのような
オイラーという専用工具を用いてごくわずかに塗り、
動きを確かめながら
慎重に組み立てを進めます。
組み立て時と違い、2倍から3倍の時間がかかります。
まず針を固定する筒を設置し、ゼンマイが入った香箱、
歯車を受けて固定する部品をとりつけます。
さらに文字盤側に移り、カレンダー版の軸にも、かみ合う歯車にも
動きを滑らかにするためにオイルを塗布します。自動巻き部分の組み立てに入ります
ゼンマイに続くローターの芯は軸になるので、
そこにまず注油します。
続いて赤い切り替え車を取り付けます。
切り替え車が傷むことにより、ゼンマイを巻くときに不具合が
生じやすくなります。それを避けるため、丁寧に注油します。
とても複雑、かつ無駄のない構造ですが、
小さい2本のネジで表面とつながっています。
この後、最終的に針を取付け動作確認をし、
研磨済の外装やベルトをとりつけて完成となります。
ご利用誠にありがとうございました。
オーバーホール ¥42,984(税込)
ROLEX デイトジャストレディーステンポイントのオーバーホール
型番69173 キャリバー2135今回はレディースモデル、コンビカラーのモデルです。
文字盤に10個のダイヤモンドがつけられた、ゴージャスなデザインです。
お客様のお手元にある時計が
例えばプレゼントされたものであるとか、
形見の譲られたものでどこでいつ購入されたかわからないとか
いう場合もあるかと思われます。
そのような事例でも、経験豊かな時計修理師が丁寧に
診断いたしますので、ご遠慮なくご相談下さい。
レディスサイズでも構造は全く同じです。
各部品が小さめになるため、作業しにくいようです。
3番車が摩耗しているため交換が必要でした。
2番と香箱受けは一番車を固定しています。
輪列受けは34番車とガンギ車を固定しています。
ご利用誠にありがとうございました。
オーバーホール ¥39,800
摩耗のため3番車交換
¥21,600
計¥61,400(税込)
ROREX デイトジャスト 16234のオーバーホール
ロレックス デイトジャスト
スタンダードなシルバーカラーのモデルです。
自動巻き部分を外します。
カレンダーを動かす日送り車を外します。
ドライバーとピンセットは時計修理工具の基本ですので
職人はこだわって使い分けています。
ゼンマイにつながっているのが丸穴車です。
車はそれをおさえるように固定する、
受けという部品とセットになっている場合が
多くみられます。
正規品のガラスの中央にはブランドロゴがかすかに入っています。
針の芯に重なる部分ですので、使用のさまたげになることはございません。
ご利用誠にありがとうございました。
オーバーホール 計¥42,984(税込)